年間目標

【小学生】
スタッフや友だちとの関わりの中でいろいろな活動をし達成感を味わったり、自信をもったりする

中学生
掃除や料理体験など生活に直結した活動を友だちと計画したり、協力しながら最後までがんばって行ったりし、協調性を養いながら思春期ならではの不安定な気持ちを友だちと一緒に乗り越えようとする

高校生
スタッフや就労支援事業所の方と一緒に作業体験をしたり、商品開発にアイデアを出したりする経験することで将来の就労や自立について自分なりに考えようとする。

全体
アットホームな雰囲気の中でいろいろな体験をしたり、自分で選んだ活動を楽しむ。

健康・生活

  • 一人ひとりの特性や集中力、能力に合わせながら、生活に必要な身の回りの事がゆっくでも少しずつ増えていくよう無理なく支援していく
  • 有機野菜や無添加の食材,発酵食品を使用し、ミネラルを中心とした栄養バランスのよい食事を提供し、楽しい雰囲気の中で食事時の姿勢の維持や箸遣い等が身につくよう声がけをしていく
  • 手洗いやうがいなどを促したり、衣服を整える心地よさを伝えたりすることで自分なりに身だしなみや感染症の予防に関心が持てるよう支援していく

運動・感覚

  • 集団遊び(鬼ごっこ、縄跳び、かくれれんぼ)を通して走る、跳ぶ、上るななどの運動をしたり、ボール遊びやバランバランスあそび、ダンスなどを楽しんだり、友だちと楽しく関わりながら運動能力や瞬発力、平行感覚を高めていけるよう遊びを提供する
  • 歌をうたう、映画鑑賞、お菓子つくりなど楽しみながら視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など5感を刺激し本人自身が苦手と感じるものに気付いたり苦手なものが少しずつでも克服できるような活動を提供していく

認知・行動

  • 一人ひとりの発達状況に応じて指示の出し方を変えたり、小集団で話しを聞くことが難しい子には個別にその子自身が理解できるよう話し方や表現方法を工夫しながら伝える
  • 危険認知が難しいお子さんに対しては言葉で伝えるだけではなく、危険な場所や物事に気付けるよう絵や文章の他、本人が受け入れやすい表現方法で示すなど工夫をしながら繰り返し伝えて身につけていく
  • 衝動的な行動や、パニックを起こしやすいお子さんに対しては常に傍らで寄り添い、安全面に留意しながら支援していく

言語・コミュニケーション

  • 気持ちを言葉で伝えることが難しいお子さんに対しては表情やその時の状況をスタッフが読み解きながら代弁して本人の気持ちをゆっくりとひきだしていく
  • トラブルなどでイライラして暴言や暴力で自分の気持ちを示そうとする時はクールダウンしやすい環境やスタッフ、部屋などを用意し、ある程度落ち着いてから振り返りの時間をもってトラブルの原因や過程、結果、反省などその日のうちに解決をすることでできるだけ気持ちよく帰れるようにする

人間関係・社会性

  • 年齢、性別などに関係なくコミュニケーションがとれるようスタッフが仲立ちとなり集団での活動や遊びを通して関わり方を丁寧に伝えていく
  • 季節の行事に近隣の方を招いたり、地域の行事にスタッフや友だちと参加したりしていろいろな方と触れ合ったり、関わったりする経験をすることで社会性を養う
  • 異性(好きな相手)への関心から距離感が必要以上に近くならないよう様子を見ながら声をかけたり、場合によっては具体的に物などを使って適度な距離を伝えたり、性教育を行ったりしていく

その他

  • 季節の行事(お花見会、夏祭り、ひな祭り会など)を友だちと楽しむ
  • 避難訓練に参加し、自らの命を守ることを学ぶ
  • 農業体験、買い物体験、家事体験など就労や自立生活に必要な体験活動を楽しむ
  • プール遊び、雪遊びなど季節ならではの遊びを楽しむ